太陽光発電設備 接地抵抗

太陽光発電設備の低圧案件の使用前自己確認検査を実施してきました。

太陽光発電設備の使用前自己確認検査での接地抵抗値に関して、最近の太陽光パネルは開放電圧が高くなっているので直列数にもよるが低圧案件でも300Vを超えてくることがよくある。

なので、C種接地のため10Ω以下にする必要があります。

C種接地工事は「当該電路に地絡を生じた場合に、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは接地抵抗値は500Ω以下にすることができる」とあるが交流側に漏電ブレーカーがあっても太陽光モジュールの直流地絡が発生した場合、太陽光パネルが発電を停止し遮断することはないと考えるので緩和処置は適用されずC種接地のままなので10Ω以下で工事を施す必要があると考えております。

接地工事の施工方法も適切に行っていない場合もあるので、検査も入念に行う必要があります。

竣工検査、太陽光の使用前検査などエリア問わず対応致しますのでお気軽にお問合せください。